交流会開催しました!

隔月で開催しています本会の交流会…

今回も、ぶじ開催することができました。

 

今回はいつもの出島~ではなく、『シェアオフィス江戸町』(いつも世話人会議をしているお部屋です…世話人のたまり場~笑)で開催したのですが、みなさんちょっとだけ迷子になりつつ(汗)どうにか無事に集まることができました。

雨の中、みなさんありがとうございました。

 

さて、今回もいろいろな話題が出ましたが…

その中でも皆さんで意見交換した一つが、『親が、一番そばで看ているはずの自分(主介護者)には、なぜ本音を言ってくれないの?』です。ヘルパーさんや他の(離れて暮らす)きょうだい等にはバリバリ言っているらしい本音…つまりは日常の中の不満を一番そばにいるはずの自分、一番介護している自分は、どういうわけか人づてに聞く…

例えば、『ショートステイは楽しいよ!大丈夫~』などと自分には言う親が、他のきょうだいには『行きたくもないのに、あの子が行けって言うからさ~』なんて言ってたり…

自分には言わないような頼みごとをヘルパーさんにはホイホイ頼んだり…『自分よりもヘルパーさんを頼りにしてるの?』なんて思ってしまう…

 

がっくりきますよね。一番そばにいてがんばってる自分…怒りさえ湧くかも…いや、湧きます!

 

いろんな意見が出ました。

『親もこの子にいろいろ迷惑かけてるって心のどこかで思って、本望ではないけど必死にがんばって楽しそうにして見せている。心配かけまいと思って…でも、つい他の人の前では我慢できず本音が出てしまう?』

『どんなに身体的(精神的)に病気になったり、不自由になっても、親としてのまた家族の一員としてのプライドや意地みたいなものがあるのかも…』

『子ども側も、なんでもお世話してあげようとか、自分がさっさとしてあげた方が早くて楽だし、任せてたら危ないし~ってつい思いがちだけど、ある程度本人の様子をみつつ『手伝おうか?』『一緒にしようか?』って気持ちがまず向けられたら、親も自信をもてるんじゃないだろうか…』とか。

 

病みながらいろいろなことが不自由になりながらも、されどある親の自尊心とか家族内での役割とかポジションとか、そんなことを私たち子どももつい忘れちゃうね~みたいな話になって、自分を頼りにしてくれないという悔しい(むなしい)思いも実際あるのですが、まずは一介護者として自分が親から信頼される関係を築いていくことが大事なように感じました。

 

…まぁ、それは日々とっても心に余裕がないとなかなか難しいし、つい悔しさとむなしさ、そして怒りにさえ変わっちゃいますけどね~

もぅ最終的には、自分自身との精神的な戦い…

 

『親子だから…余計に難しい。』

『自分の親だから、ついこちらも感情をぶつけてしまう。』

『親が病気して弱弱しくなってしまって、ついお世話してる自分が強い立場になってしまって、本来の親子の関係が(親を敬うとか、子を想うとか)だんだん見えなくなってしまう。』

 

こうして集まって話していると、いろいろな方向が開けてきて、一人では見えなかったりおおよそたどり着かなかっただろう心境を見出したりするので不思議です。

 

みなさんのおかげです。

出会いに感謝!この場所に感謝!

 

後半、カタルタというカードゲームを初めて試みました。

数枚のカードを引き、そこに書かれてある単語(接続詞)をもとに文章を作っていくゲームです。思わず本音が出たり、意外な気持ちを知ったりして楽しかったです。

介護に対する熱い想いも…

 

そう、悩みながら、怒りながら、泣きながら…私たちはやはり親(家族)を愛しています。

 

 

今日は、ケアマネさんも来てくださいました。

『シングル介護に興味がある人』枠でのご参加ですが(笑)、我々も当事者同士ばかりの話ではなく、別のお立場からの客観的なご意見を聞くことができ大変勉強になります。

ありがとうございます。

 

では、次回は3/29(土)14時~

出島交流会館 で、行います。

みなさん、またお会いしましょう!