シンポジウム参加

先日ご案内しましたシンポジウム

長崎県指定基幹型認知症疾患医療センター・市民公開講座

『長崎で認知症になったら』

本日開催され、会員さんたちと聴講させて頂きました。

 

相談窓口で担当をされている社会福祉士さんによるセンターの紹介、相談から受診・検査への流れ、副センター長の黒滝先生による認知症の診断についての解説、そして市内の事業所で実際に支援をされているケアマネジャーさんの事例紹介など…

 

医療や福祉系の関係機関の方々も聴講されているようでしたが、今回は一般市民向けの講座でもあり、内容もわかりやすく勉強になりました。

 

事例の紹介をされたケアマネジャーさんは、本会へも以前より参加してくださっている方で、会としてもお世話になっています。発表の中でも会のことが家族支援における社会資源?の一つに出てきました。嬉しかったです!ありがとうございます!

 

そして、(実際の)若年性認知症の患者さんからのお話もありました。

ご家族と一緒に本日参加され、そして先生や社会福祉士さんからのサポートを受けながら、一生懸命お話してくださいました。患者さんご本人の発表を実際に聞くのは初めての経験でしたが、発せられる言葉の一つ一つからご自分の複雑な苦しい想いや力強い決意、ご家族への愛情がひしひしと伝わってきて、とても感動しました。そして、このような場に出てきてくださって経験や想いを発表して頂けたことに、ご本人にもご家族にも本当にありがたく思います。きっと、今日に至るまでにはいろいろな想いや乗り越えてこられたこともたくさんあったことでしょう。とても貴重な経験をさせて頂きました。

これからもお体に気を付けて、お元気で過ごされることを願います。

 

また、今日は専門職の方でない一般の方々のご参加もたくさん見受けられました。会場全体で200人ぐらいだったでしょうか…。(失礼ながら)ご年配の方も多かったです。皆さんこのようなテーマに関心を持たれ、学ぶ姿勢をお持ちなんですね。実際に患者さんのご家族もいらしたのかもですね。

今後もぜひこういった会を開催して頂けたらと思います。