定期交流会開催!

 

 

年度末でお忙しい中、皆さんにお集まりいただき定期交流会を開催しました。

 

今回は、以前から当会のことを気にしてくださっていた方に、初めてご参加いただき、本当に嬉しかったです。

会のことを知ったのは、かれこれ数年前とか・・・

それからずっと、気にかけてくださっていたのかと思うと、本当に・・・我々世話人会のモットーである「会を続けていくこと」「ここにあり続けること」の大切さを実感し、また励みになります。

 

 

さてさて・・・

今回の主な話題。

 

・平成28年度仕事と介護の両立支援事業紹介

 (厚生労働省 ガイドブック)

・長崎在宅Dr.ネットについて(みんなで勉強しましょう!)

・実家に残るということ

・親と一緒に暮らすということ

・物とられ妄想

・認知症の他科受診(眼科の手術、無事に受けられました!)

・都会の介護問題

・ケアマネジャーさんとの付き合い方

・ケアマネジャーさんの選び方

・通所サービスを上手に活用したい・・・受け入れ側は?

・自分に依存する親

・親子喧嘩

・親族の中での自分のポジション

 

 

・・・・・こんな感じです。

 

 

まず、最初に、前回も話題にあがりました、長崎在宅Dr.ネットについて。今回はこの事業に関する情報をDr.ネットのホームページよりダウンロードし、大まかな利用の流れ、全体の仕組み、歴史を確認し、その後、実際に利用されているメンバーさんから、利用時の詳細や利用に至る経緯などをお話して頂きました。

 

組織の立ち上げや立ち上げられた先生方の熱意が感じられます。全国的にも、モデルになったりしているそうです。

 

しかしながら、残念なことに、実際に利用してみると、やはり「???」と感じる点もあるとか。お医者さんにもよるのかな・・・とは思いますが、それはやはり外来でも入院でもこのDr.ネットでも同じようですね。

さらに、事務局の対応にも介護者としてはさらなる「???」を感じてしまうエピソードがあり、残念でした。

 

やはり、介護保険サービスの事業所然り・・・我々介護者は、しっかり考えて意見を持って、ハッキリと然るべき声を上げていくべきだと感じます。それは、大切な家族を守るためでもあります。医療も介護(福祉)も、専門職側に言われるまま、与えられるままじゃ、いかんのです。そのためにも、お互いに知恵を出し合い、ときには自分たちもこのようにしっかり勉強する機会を持って、一つ一つを自分たちのものにしていく努力も必要かも知れません。

 

 

 

 

そして、これも前回の会で、あるメンバーさんから認知症の親御さんの受診(手術)についてご相談があり、皆さんで知恵や情報を出し合った件ですが、親御さんぶじに手術を受けれたとのことで、嬉しいご報告を頂きました。本当に良かったですね!

 

集まれば何かと愚痴をこぼすことも多い私たちですが(笑)、このようにお互いに助け合っていけたらいいですね。これもまた、当事者同士の集まりが持つ、私たちの強みなのかと思います。

また、何かあったら、お互いに情報交換しつつ励まし合って乗り越えましょう!

 

 

 

 

さらに!今回は、立ち上げ当初からのメンバーさんで、現在は関東にお引越しされている我々の大切な仲間Mさんが参加されました!(嬉)

おかえり~!もちろん、今でも仲間だけど、こうして久しぶりに会えると本当に嬉しい!!!

 

現在、お住いの地域で介護のお仕事をされているので、九州の田舎とは違う地域事情をお話して頂きました。

やはり・・・核家族や独居、ちょっと我々の街とは要介護者さんやそのご家族の抱える環境や背景が若干違う感じですね。これもまた、狭い日本とは言え、その土地柄の持つ歴史や社会の風潮なのかなあと感じました。

 

都会には都会の、田舎には田舎の、お悩みや抱える課題があるものですね。

 

 

 

 

そしてそして・・・

毎度おなじみのサービス事業所とケアマネさん問題です(苦笑)

もう、我々介護者、ここを言い出すとエンドレスに悩みは尽きませんから・・・(涙)

 

サービスもケアマネさんも、利用者さん(家族含む)が選んでいいってなってますけど、本当に・・・実際、選べてますか?

 

なんだかわからないうちにケアマネさん決まってて、変更したいと言っていいことすら知らずに悶々とし、自事業所のサービスでガッチリ!組まれていることに・・・少なくとも、我々当会のメンバーさんたちは気づいています。

 

利用者主体であることは、ごもっともでしょう。されど、我々家族、週に3日会うサービス事業所の介護員さんよりも、月に一度会うケアマネさんよりも、誰よりも身近で長くお世話している介護者なのです。あなた方が対応されてない残りの時間は、すべて看ているのが我々なのです。

 

もうちょっと、皆さんの視野の中に、我々も入れて欲しいなあと思います。

 

 

 

 

その他・・・

家の問題、親子問題は、これもまた相変わらずです(笑)

 

どうしたもんでしょうねぇ・・・

とりあえず、ため込まずに吐き出しましょう。

 

 

今日もどなたかが言われてましたが、ここでこうして同志に会って話ができることは我々の救いです。

これからも、共に協力し合い、ときどき我々なりの勉強もしつつ・・・助け合って生き抜いていきましょうね。

 

 

「介護も、やってみたら悪くはないよ~!」と、いつか明るくさらりと言い切りたいものです。

 

 

 

最後に・・・

 

私事ではありますが、当会世話人を代表しまして、長崎市が主催する「ファシリテーター養成講座」の三期生として2年間のカリキュラムを先日無事に終了し、修了式では田上長崎市長さんから終了証を頂きました。

これも会の皆さん、そして団体登録をしております長崎市市民活動センターランタナさんのお陰です。本当にありがとうございました。

今後も当会の活動、そしてその他の場面でも、今回の学びを活かした活動ができるように頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

では・・・

 

次回は、5月27日(土)14時から。

場所は同じく、出島交流会館です。

 

 

この次は、もう桜も終わって・・・初夏の気持ちのいい季節になってますね。

 

 

また、お会いしましょう。

 

本日も、お疲れさまでした。